弁財天の由来
吉祥寺の弁財天は地元では「ちち弁天」と言われてます。
明治になり僧侶の結婚が許されて、時の住職が「たつ」を妻として迎えました。のちに村の中より「しず」と云う赤ちゃんを養女としましたが、「たつ」は自らの母乳を与えることが出来ずにいました。お腹をすかせる子が可哀想でならず毎日毎日、弁財天様にお祈りを続け、不思議なことに祈りが通じ、自らの母乳で十分に子を育てることが出来ました。
娘「しず」は7歳まで乳を飲むことが出来たと言われ、後に教師となり地元の学校に勤め、吉祥寺13世の母となりました。
この出来事から、地元(太郎丸)では子授けや子育ての弁財天様として信仰を集めてきました。近年「お乳」という事で乳がんに悩む方々の参拝も多くなりました。
弁財天のご利益
満願成就
- 子授愛育
- 財産上昇
- 病気平癒
- 学業成就
- 希望合格
- 学芸上達
- 家庭円満
- 商売繁盛
- 厄除祈願
巳の日・己巳(つちのとみ)の日
毎月2回または3回訪れる巳の日には、近年、「ぎふ七福神をお参りして宝くじが当たった!」と週刊誌に掲載されてからたくさんのお参りを頂くようになりました。60日ごとに訪れる己巳(つちのとみ)の日は特にご利益があると言われています。
巳の日・己巳(つちのとみ)の日は、インスタグラムにて毎月配信中。
(2024年)令和6年巳の日一覧
1月 | 6巳巳・18・30日 |
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2月 | 11・23日 |
3月 | 6巳巳・18・30日 |
4月 | 11・23日 |
5月 | 5巳巳・17・29日 |
6月 | 10・22日 |
7月 | 4巳巳・16・28日 |
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8月 | 9・21日 |
9月 | 2巳巳・14・26日 |
10月 | 8・20日 |
11月 | 1巳巳・13・25日 |
12月 | 7・19・31巳巳日 |
弁財天の御開帳日
- ぎふ七福神「夢めぐり」正月3日~7日の期間
- 毎年11月第2土曜日開催される乳弁天大祭の日